プレオルソは、口周りの筋肉や舌の機能を整えながら、歯並びや噛み合わせの改善を目指すマウスピース型の矯正装置です。舌の位置や口周りの筋肉の使い方が整うことで、滑舌の改善につながる場合もあります。また、治療ではMFT(口腔筋機能療法)を併用することもあり、口腔機能の発達を支援する目的で行われることがあります。今回は、プレオルソによる滑舌の改善が期待される理由や治療期間の目安、MFTの基礎知識について、江戸川橋の歯医者 江戸川橋いるか歯科が解説します。
1. プレオルソで滑舌の改善が期待される理由
プレオルソによる治療では、舌や口周りの機能が変化することで、滑舌の改善につながる場合があります。ここでは、その理由について説明します。
①舌の位置が整う影響
プレオルソは、舌を上顎に触れる正しい位置へ導く構造になっています。舌の位置が安定することで、発音時の舌の動きが整いやすくなります。結果として、発音の明瞭さに変化が生じる場合があります。
②口周りの筋肉バランスの変化
装置の使用によって、唇や頬、舌などの筋肉の使い方が変化することがあります。これまで十分に使われていなかった筋肉が働くことで、発音時の動きがスムーズになる場合があります。
③口唇閉鎖や口呼吸の改善による影響
プレオルソによって口を閉じる力や呼吸の仕方に変化が見られることがあります。口腔周囲の機能が整うことで、発音しやすい環境につながる場合があります。
④口腔機能の発達による発音の安定
舌や口周りの筋肉が適切に働くことで、発音時の動きが安定しやすくなります。成長に伴って口腔機能が発達することで、滑舌に変化が現れる場合があります。
プレオルソによる滑舌の変化には、舌の位置や口周りの筋肉の使い方、口腔機能の発達などが関係していると考えられています。変化の現れ方には個人差があるため、経過を確認しながら継続することが大切です。
2. プレオルソ治療期間の目安
プレオルソ治療の期間は一律ではなく、成長の状態や装着状況などによって異なります。ここでは、一般的な治療期間の目安や期間に影響しやすい要素について解説します。
①基本的な治療期間の考え方
プレオルソは成長期の子どもを対象とした矯正方法で、一般的には数か月から数年かけて経過をみながら進めます。歯並びだけでなく、噛み合わせや口周りの機能改善も目的に含まれることがあります。
②装着時間の影響
主に就寝時と日中1時間程度の装着が推奨されることが多く、装着時間が不足すると変化が現れるまでに時間がかかる場合があります。継続的な使用が重要です。
③成長発育との関係
顎の成長を利用する治療のため、開始時期や成長の状態によって治療期間や変化の現れ方が異なることがあります。
④症状の程度による違い
歯並びや噛み合わせの状態、口呼吸や舌癖の有無によって必要な期間は異なります。症状の程度によっては、比較的早い段階で変化が見られることもあります。
⑤定期的な確認の重要性
歯医者で定期的に経過を確認しながら治療を進めます。定期的な確認によって、成長や口腔内の状態に応じた対応がしやすくなります。
プレオルソの治療期間には個人差があり、成長発育や生活習慣などさまざまな要素が影響することがあります。変化の現れ方を見守りながら、継続して取り組むことが大切です。
3. プレオルソとMFTの基礎知識
プレオルソ治療とあわせて行われることが多いMFTについて、役割や特徴を理解しておきましょう。
①MFTとは
MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇、頬など口周りの筋肉の動きを整えるトレーニングです。発音や飲み込み、呼吸などの日常動作の改善を目的として行われることがあります。
②プレオルソとの関係
プレオルソは装置によるアプローチ、MFTは筋肉の使い方を見直すトレーニングです。両者を併用することで、より安定した状態を目指しやすくなります。
③舌の正しい使い方の習得
舌は本来、上顎に軽く触れている状態が望ましいとされています。MFTではこの位置を意識し、発音や飲み込み時の適切な動きを身につける練習を行うことがあります。
④日常生活への影響
口呼吸や舌癖は、歯並びや滑舌に影響することがあります。MFTによってこれらの習慣を見直すことで、正しい口腔機能の維持につながる場合があります。
⑤継続の重要性
MFTは短期間で大きな変化が現れるものではなく、日々の積み重ねが重要です。継続することで、舌や口周りの筋肉を適切に使う習慣が身につきやすくなります。
プレオルソとMFTは、それぞれ異なる方法で口腔機能の改善をサポートするといえるでしょう。日々のトレーニングを継続しながら、正しい口周りの使い方を身につけていくことが大切です。
4. 江戸川橋の歯医者 江戸川橋いるか歯科の「小児矯正・プレオルソ」について
江戸川橋いるか歯科では、乳歯と永久歯が混ざる時期のお子さんを対象にプレオルソによる矯正を行っています。マウスピース型装置で口周りの筋肉を整え、自然な形で歯並びや噛み合わせの改善を目指す治療法です。
【江戸川橋の歯医者 江戸川橋いるか歯科の「プレオルソ」の特徴】
■小児矯正のポイント①:お子さんの成長を利用した顎の発育サポート
顎の成長に合わせて装置を使用し、永久歯が並ぶスペースを確保していきます。顎の形を整えることで、将来的な抜歯の可能性を減らすことを目指します。成長期だからこそ選択できる、身体への負担に配慮したアプローチです。
■小児矯正のポイント②:自宅での装着に限定した日常生活への配慮
装着時間は就寝時と日中の1時間程度です。学校に装置を付けていく必要がなく、日常生活を妨げません。取り外しができるため歯磨きも通常通り行え、むし歯のリスクを抑えながら継続できます。
■小児矯正のポイント③:口周りの筋肉バランスと習癖の改善
舌の癖や口呼吸を改善する役割も持っています。口を閉じる力を養い鼻呼吸を促すことで、噛み合わせを乱す原因となる口腔習癖にアプローチします。機能面を整えることで、整った歯列を維持しやすい状態を作ります。
■小児矯正のポイント④:明朗な費用設定と無料カウンセリング
プレオルソを88,000円で提供しています。早期に整えることで将来の大掛かりな処置を回避しやすくなります。初診相談は無料で行い、親御さんの疑問やお子さんの状態について、専門的な視点から説明を行います。
お子さんのお口の中の早期の環境整備は、しっかり噛む機能の維持にもつながります。江戸川橋いるか歯科では皆さんのお口の健康を支えていきます。
江戸川橋の歯医者 江戸川橋いるか歯科の小児矯正・プレオルソについて詳しくはこちら
まとめ
プレオルソは、歯並びだけでなく舌や口周りの機能にも働きかけることで、滑舌の改善につながる場合があります。治療期間には個人差があるため、成長や装着状況に合わせて継続的に取り組むことが大切です。また、MFTを併用することで、口腔機能の改善をサポートしやすくなります。プレオルソについてお悩みの方は、江戸川橋の歯医者 江戸川橋いるか歯科までお問い合わせください。
監修:江戸川橋いるか歯科
院長 小林重雄
経歴
東京医科歯科大学歯学部卒業
東京医科歯科大学医学部大学院卒業(医学博士取得)
某大手医療法人歯科医院 勤務
いるか歯科医院 開業
【専門分野】
・エビデンスに基づいた治療
・歯科と全身の健康の関係性
・小児歯科・予防歯科
【メッセージ】
私は医学部大学院での研究を通じて、歯科と全身の健康の関係性について深く学びました。
その知識を活かし、単に歯を治療するだけでなく、全身の健康を考えた歯科医療を提供することを心がけています。
また、小児歯科においても、科学的なエビデンスに基づいた治療を行い、お子様の将来の健康を守るサポートをしています。
これからも研究と臨床の両面から、最適な歯科医療を提供できるよう努めてまいります。